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優秀な部下を育てて楽をしよう。部下の能力不足を補うための能力向上シートをご紹介

この記事では、部下の能力を向上させる方法、部下の能力不足を補う方法について記載しています。主に、以下の方を対象としています。

  • 部下を育てて楽をしたいサラリーマン
  • 部下の能力向上を図りたいサラリーマン
  • 部下が育たなくて悩んでいるサラリーマン
  • 部下の教育で悩んでいるサラリーマン
  • 残業が多いサラリーマン
  • 業務量が多いサラリーマン
  • 20代後半から40代で部下を持つサラリーマン

管理職とその組織の中堅社員の使命の1つは、組織の人づくりにあります。部下の能力開発と言っても過言ではありません。管理職と中堅社員には、自分以上の能力を持つように部下を育てる責務があります。

今日、企業の業務は難しくなる一方であり、サラリーマンは限られた時間でいかに効率よく業務遂行するかがカギとなります。そのためには、組織の人づくりによって開拓された個人の高い能力が必要となってくるのは言うまでもないでしょう。

この記事では、 管理職と中堅社員の使命がなぜ組織の人づくりなのかの背景と、組織の人づくりに必要な能力向上シートについてお伝えします。

日本の企業文化を知る

ほとんどの日本企業は、新卒採用、終身雇用のシステムを採用しており、新入社員は特別な能力もなく会社に入社します。そのため、日本ではOJTのような人材育成システムが必須となるのは想像に難くありません。この人材育成システムを的確に回せる企業は繁栄し続けるし、そうでなければ破綻します。

一方、欧米社会は、能力を持った人材を会社が採用します。能力を身につけなていないと就職すらできません。もちろん、新卒採用、終身雇用のシステム文化もなく、OJTという人材育成システムの概念も欧米社会では希薄です。

したがって、新卒採用、終身雇用文化の日本では、管理職、中堅社員による組織の人づくり(人材育成)こそが、企業の繁栄・存続に繋がるのです。

自分の会社の人事制度を確認する

自分の会社の人事制度の方針を知ることは重要です。なぜなら、経営者がどういう人材になってほしいかの思いが人事制度の方針から読み取れるからです。

もし、あなたの会社の人事制度の方針として『個人の成長』に焦点が当てられていれば、あなたは素晴らしい会社に勤めているといえます。個人の成長が会社の発展に貢献することは自明の理で、まぎれもない事実だからです。

人事制度で『個人の成長』が謳われていれば、それは会社内での成長にとどまらず、個人の人生においての能力開発を示していると認識してまず問題ないでしょう。この認識を社員一人一人が意識すれば、結果的に会社の生産性が上がり、組織の人づくりも伴ってくるものです。会社は個人の能力を磨く揚であり、自分のために働く場であることももっと意識しなければなりません。

ぜひ、今すぐ、自分の会社の人事制度の方針を確認してみてください。

部下の指導記録(能力向上シート)を作る

それでは、部下の能力向上について具体的に見ていきましょう。

管理職や中堅社員の立場で「個人(部下)の成長・教育」について、いかに自分ゴト化できるかが重要となってきます。自分ゴト化するための答えの一つとして、管理職や中堅社員は部下の成長で気になった点を記録することが挙げられます。部下の指導は口頭で行うことが多いですが、その口頭指導を文書化しておくのです。

何も難しいことはありません。口頭指導したときにすぐさま自分でメモを取って、帰宅する前にワードに書き写せばよいだけです。

1ヶ月間、部下の成長で気になった点の記録をまとめたものが「能力向上シート」です。下表を見てみてください。口頭指導した内容を書き留め、それを1カ月間続けるとすぐに出来上がります。

能力向上シートが部下に劇的に響く

管理職や中堅社員は、部下の成長で気になった点を日常の業務の一環として記録し、半期ごとに部下へフィードバックします。その際、記録を人事考課の項目となる発揮能力、情意(業務プロセス)、成果で事象分けしておくとより効果的です。なぜなら、どの項目の改善が、どの人事考課に影響するかの理解が、管理職や中堅社員、部下共に深まるからです。

また、フィードバック時期は個人の目標管理を立案する時期が効果的です。目標管理は、業績目標達成のために必要となる能力をどう開発するかに焦点を当てています。目標管理面談時に部下に対して、能力向上シートを個人目標設定(能力開発目標設定)の際の参考にするようアドバイスします。部下は能力向上シートを基に、自分に不足している能力を自ら考え、それに対する補填として会社の自己啓発制度を活用することができます。

こうやって部下の能力を上げていくわけですが、これが劇的に効果を発揮します。

部下は上司が自分を育ててくれていると思いモチベーションが上がることに加え、上司も教育が上手になってきます。

もし、能力向上シートに効果がなければ辞めても構いません。でも、一度ウソだと思って実践してみてはいかがでしょうか。かならず、部下の能力向上に大切な何かが見つかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。部下を育って楽をしたい方、部下の能力向上を図りたい方、部下の能力不足を改善したい方、ぜひ「能力向上シート」を試してみてください。部下への指導の記録を取り、定期的に部下にフィードバックすることで必ず、組織の底力がアップしてきます。

また、自分のモチベーション向上、部下のモチベーション向上も組織作りには必要です。モチベーションについてはこちらの記事でまとめています。ぜひ、ご覧いただければと思います。

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